2010-03-01

SecondLifeViewer2

出る、出るとは噂されていたものの一体どんなものかはちっともわからなかった、SLの新しいビューアー。
ついにきましたね!
正直なところ今までのものに慣れてしまっているので、見慣れたものを自由に動かせないもどかしさに日々やきもきしているのですが、やっと日常行動をしている分には問題ない程度までは慣れてきました。
それでもやっぱりインベントリを開こうとしてつい右下にポインタを動かしてしまったりするんですけどね。
SLV2の一番の利点はやはりタトゥレイヤーの導入とアルファ、Shareの導入でしょうか。
うちアルファとShareは今のところ何なのかよくわかっていないのですが、物づくりされる方からすると衝撃的なものみたいですね。
そのシステムを利用した新しいアイテムが登場するのを楽しみに待っています。
アルファで、靴の透過プリムの問題とか解決したりしないかなー。
とりあえず消費の一方を辿るばかりの何も作れない私にも率直に理解でき、かつ色々な可能性を見せてわくわくさせてくれているのがタトゥレイヤー。
以前から顔に貼るレイヤーがあればいいのになあとは常々思っていたんです。
ボディオイルで体はつやつやしているのに、顔だけマットなときとかね。
艶肌ファンデメイクとかでたら夏に活躍しそう!全身うすーく色を乗せて日焼け肌とかもできそうですね。
アイシャドウやリップを今のスキンに上乗せするメイクタトゥも、次はどこの店が出してくれるだろうとわくわくして待っています。
SkinWithinのメイクタトゥは個人的に大ヒット!
このお店のメイクは独創的で好きだなと思いつつも、肌質や顔立ちでうーん、となってしまってスキンを買った事はなかったのですが、今のスキンのままSkinWithinのメイクが楽しめます。
完全に上乗せじゃなくて、スキンのメイクも透けるので組み合わせが楽しめる点もいいですね。

こちらは普段使用しているLaqrokiのTasha2、Milkyの#09(左)にSkinWithinのMakeupTatoo#11を重ねたもの(右)。
#11のメイクは本来ピンク~オレンジ系のメイクなのですが、スキンのメイクの紫といい具合にグラデーションしてくれたかな、と個人的には満足な組み合わせです。
口紅は少々はみだしてしまいます。LaQの唇が厚いのかそれともSWの口紅が薄いのか・・・
シェイプ調整でもどうにもならないし、こればかりはスキンとタトゥの相性ですね。
ただしSWのMakeUpTatooは全顔、目元のみ、唇のみの3種が梱包されているので目元のみにすれば問題ないかと思います。
それから刺青としてのタトゥももちろん出るでしょうし、アーティスティックなフェイスペイントも出るでしょうし(さっそくRockberryから迫力のあるペイントが出ています)、ビンディやファンタジーな紋章系のものも出来そうですし、二プレスや付け谷間のレイヤーとしても使えそうですし、頭全部を覆えるならばヘアベースとして使う事も出来そうだし・・・あ、零れる涙をタトゥにしたら、今のスキンのまま泣く事も出来ますね。
ああもう想像ばかりがどんどん膨らんでしまいます。早くタトゥレイヤーのアイテム増えないかな!

それから個人的に嬉しかったのは、影機能がまともに動く事!
といっても教えていただくまでしばらくは影が出せる事にすら気づいていなかったのですが。(リキュさんありがとう!)

今まで影をつけたままなんとか撮影できるのはKirstenだけ、だけどそれもアンチエイリアスは使えないとか、透過して欲しくないところが透過されたりとか、透過テクスチャは逆におかしかったりで不満は満々でした。
今回のSLV2で出す影はアンチエイリアスも使えるし、現状最も使い易い影ビューアーだと思います。
ただ問題もあって、目のレイヤーが透過されてしまうんですよね。これも教えてもらって、プリム目をいれることで解決できるようになりました。いつもの気に入りの目が使えないのは残念ですが・・・。あと撮影すると大気シェーダーの表現がおかしくなっている場合があるのですが、何度か撮っていると正常なものも撮れるので、気合。

まあもちろん不便な部分もたくさんあるのですが・・・
操作もまだ慣れきってはいないですし、インベントリ周りについては退化してしまった気がしますし。
アウトフィットは便利そうだなと思いつつ、固定した格好をしているわけでもないのでいまだに未設定だったりします。
検索も便利なようでそうでもない気がしますし、グループもわかりにくくなったし・・・土地情報や座標なんて、常に出てても何の問題もなかったと思う、というか出てないと不便。
でも何より一番「なんて不便なんだ!」とおもったのは、編集メニューの「オブジェクトに装着」や「オブジェクトを取り外す」「服を脱ぐ」がなくなっている事。
着用しているもの自体はインベントリやアウトフィットから確認できますが、じゃあそれがどこの装着部位を占めているのか、今どこの装着部位があいているのかがわかりにくい・・・
これはぜひ改善してもらいたいなあと思います。

良い面も悪い面も色々ありますが、これはなんだかWindLightや影ビューアが初めて導入されたときのようなわくわく感。
新しい技術で新しい世界が一層広がるのを、楽しみにしています。

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